アドメニューLT2006

 

アドメニューLT2006ユーザーズガイド

 

はじめに

 アドメニューLT2006は、作図機能を中心としたAutoCAD LT2006専用メニューです。

よく使う作図機能を中心に多くのアイコンやツール・機能を付加、さらに設計作業に使いやすいようメニューを再編成しました。現在お使いの環境にあわせてかんたんにカスタマイズすることができますので、カスタマイズのサンプルや練習用としてもお使いください。

 

著作権と商標について

 アドメニューLT2006の著作権は有限会社アド設計が所有します。

 以下の条件を守った上でアドメニュー を使うことができます。

 

l         アドメニューLT2006の2次的著作物を販売することはできません。

l         アド設計はアドメニューLT2006を使用した運用結果に関して一切の責任を負いません。

 

インストール

 アドメニューLT2006のインストールを実行する前にAutoCAD LT2006をインストール実行し、正常に動作することを確認しておいてください。

アドメニューLT2006のインストール時はAutoCAD LT2006を終了させておきます。念のためその他のWindowsアプリケーションも終わらせておいてください。

AddMenuLT2006.msiを実行し、画面の指示にしたがってください。

インストールプログラムは次のようなファイルやフォルダ、レジストリを作成・変更します。(ドライブ名・フォルダ名などはインストール時に選択されたものになります。)

 

フォルダ

C:\Program Files\AddSekkei\アドメニューLT2006

メニュー本体

C:\Program Files\AddSekkei\アドメニューLT2006\Symbols

シンボル図形

C:\Program Files\AddSekkei\アドメニューLT2006\Template

テンプレートファイル

C:\Program Files\AddSekkei\アドメニューLT2006\BMP

アイコン用BMPファイル

C:\Program Files\AddSekkei\アドメニューLT2006\Plot Styles

印刷用CTBファイル

 

レジストリ

サポートパスにアドメニューのパスを追加

初期テンプレートにAdd.dwtを設定

 

インストールが済めば

鋼材ボタンのパスを設定

アドメニュー LT2006\ChgName.vbs をダブルクリックして、鋼材ボタンのパスを設定します。

 

メニューをロード

AutoCAD LT2006を実行して アドメニューLT2006をロードしてください。

MENULOAD を入力してメニューロード コマンドを実行して、「カスタマイズをロード/ロード解除」ダイアログボックスを開きます。

@ [参照]ボタンをクリックして、アドメニューLT 2006をインストールしたフォルダにあるadd_lt.cuiを選びます。

A [ロード]ボタンをクリックして、アドメニューLT 2006をロードします。

A

 

@

 

[閉じる]ボタンをクリックして、ダイアログボックスを閉じます。

この操作でアドメニューLT2006のメニューがロードされ、ツールバーが表示されます。

 

ツールバーを表示

  インストール以前に実行されていたメニューに変更を加えないようにしています。そのため以前のツールバーとアドメニューのツールバーの両方が画面に表示されます

 アドメニューのツールバーを使い、AutoCAD LT2006の以前のツールバーを使わないならプルダウンメニューから「アドメニューのみを表示」を選択してください。他のアプリケーションを使っていない時で、初心者の方にはこの方法をお勧めします。

すでに他のアプリケーションを使われている場合や、上級者の方はそれぞれの機能を確認の上、どのツールバーを表示・非表示にするか決めて画面上に配置してください。

 

テンプレート

インストールが正常にできていれば、次のようにAdd.dwtというテンプレートが表示されます。このテンプレートから図面を書き始めてください。

Add.dwtテンプレートにはアドメニューLT2006の標準的な画層や寸法スタイル、文字スタイルなどがあらかじめ設定してあります。新図面を開いた後、 「図面設定」で縮尺や用紙の設定をすることから始めます。

 

アンインストール

 コントロールパネルの「プログラムの追加と削除」を実行してください。

     

 注)アンインストール後に再度アドメニューLT2006や他のアプリケーションをインストールする時は、インストール前に AutoCAD LT2006を一度実行して終了させてください。

 

 

アドメニューLT2006のアイコン・コマンド

 

 アドメニューは標準のAutoCAD LT2006に対して、60以上のコマンド・アイコンを追加しています。

 AutoCAD LT2006の標準コマンドでないものについて以下解説します。

標準コマンドについてはAutoCAD LT2006のコマンドマニュアルを参照してください。

 

ADDLT _OBJECT ツールバー

[解説]

 アドメニューでは、基本的に一つの画層に一つの線種・色を固定しています。

 

 作図ウィンドウを左右に並べて表示

[コマンド] SYSWINDOWS V

 

 作図ウィンドウを重ねて表示

[コマンド] SYSWINDOWS C

 

 作図ウィンドウを上下に並べて表示

[コマンド] SYSWINDOWS H

 

 アイコンの整列

[コマンド] SYSWINDOWS A

 

ADDLT _STANDARD  ツールバー

 

 2000(LT2000)形式で保存

[コマンド] saveS

[解説]

 作業フォルダに現図面名+_2K.dwgで保存。

 

 R12(LTR2)形式のdxfで保存

[コマンド] saveS dxf

[解説]

 作業フォルダに現図面名+_12.dxfで保存。

 

 2000(LT2000)形式dxfで保存

[コマンド] saveS dxf

[解説]

 作業フォルダに現図面名+_2K.dxfで保存。

 

 2004(LT2004)形式のdxfで保存

[コマンド] saveS dxf

[解説]

 作業フォルダに現図面名+_2K4.dxfで保存。

 

 現在開いているファイルをすべて閉じる

[コマンド] _CLOSEALL

 

 パージを実行(「名前削除ダイアログボックス」を表示)

[コマンド] _purge

 

 一気に各要素のパージを実行

[コマンド] PURGE

[解説]

 手間のかかるパージを一度に実行します。使う時は十分注意してください。

 

 全再作図

[コマンド] _REGENALL

 

 図面範囲ズーム

[解説]

 「図面設定」で設定された図面範囲を表示します。

* アドメニューLT 2006のヘルプ

[解説]

 ブラウザを起動してアドメニューLT 2006のヘルプを表示します。

 

ADDLT_MAIN1 ツールバー

 

 図面設定 A1~A4用(縮尺・用紙・タイトル)

[解説]

図面の縮尺、用紙の大きさなどの基本設定をおこないます。新図面を開くとまず実行してください。

 

 図面設定フリーサイズ(縮尺・用紙・タイトル)

[解説]

図面用紙の外形の寸法を入力してください。

 

 ファイル名と現在年月日を図面右下に記入

[コマンド] REVDATE

 

 直線を作成

[コマンド] LINE

 

  /Y通芯を作成

[コマンド] LINE + insert + copy

 

 連続して1セグメントのポリラインを作図

[コマンド] PLINE

 

 幅を指定してポリラインを作図

[コマンド] PLINE

 

 連続して100 幅のポリラインを作図

[コマンド] PLINE

 

 ポリラインを一括編集

[コマンド] PEDIT;m

 

 幅を指示して中心基準の2重線を作成

[コマンド] DLINE

 

 幅を指示して右基準の2重線を作成

[コマンド] dLINE

 

* 幅を指示して左基準の2重線を作成

[コマンド] dLINE

 

 始点,半径,円弧長を指定して円弧を作成

[コマンド] arc

 

 長穴をかく

[コマンド] PLINE

 

 ワイプアウトを作成

[コマンド] WIPEOUT

 

  ワイプアウトオブジェクトのフレームを表示/非表示

[コマンド] WIPEOUT;f

 

 矩形状のポリラインを作成(中心を指定)

[コマンド] rectan

 

*    矩形状のポリラインを作成(コーナーを指定)

[コマンド] rectan

 

    矩形状のポリラインを作成(基点を指定)

[コマンド] rectan

 

 ブロックを登録し同じ位置に再挿入

[コマンド] block

 

ブロックを書出し

[コマンド] _wblock

 

 ブロックをファイルに書出し

[コマンド] w

 

 自動スケールでハッチング(コンクリート)

[解説]

 図面の縮尺に応じてハッチングをおこないます。図面設定で縮尺が設定されていることが必要です。

 

 自動スケールでハッチング(軽量コンクリート)

 

 自動スケールでハッチング(斜線)

 

* 自動スケールでハッチング(網)

 

 自動スケールでハッチング(十字形)

 

 寸法を連続で記入(補助線あり)

 自動的に作成される「SUNPO」画層に寸法が置かれます。

 

 寸法を連続で記入(補助線なし)

 

 円弧寸法記入、スタイルは角度寸法にならう

 

 寸法文字の位置を変更

 

寸法文字を寸法線の上へ移動

 

 寸法文字を寸法線の下へ移動

 

 寸法に公差を追記

 

 寸法値にコンマを追加

 

 現在の設定にもとづいて、寸法を更新

[コマンド] dimstyle _apply

 

 寸法の変数一覧

[コマンド] DIM1 STATUS

 

 選択した寸法の自動調整機能をオブジェクトに再割り当て

[コマンド] dimreassociate

 

 寸法スタイルコントロールを表示

 

 引出線記入

[コマンド] qLEADER

[解説]

AutoCAD LT QLEADER コマンドを使いやすく改造しています。

 

* 引出線のみ作成

 

 ダイナミック文字記入

 自動的に作成される「MOJI」画層に文字が置かれます。

 

 文字高さの設定

 

 文字スタイルコントロールを表示

 

 文字・寸法・属性の編集

[解説]

文字編集アイコンはカスタマイズしてありますので、これを実行すると、文字、マルチテキスト、寸法、ブロック図形属性のどれでも編集することができます。

 

寸法、マルチテキストの場合

文字の場合

ブロック図形の属性の場合

 

 

   レベル記号を記入

[解説]

 図面設定で縮尺を登録してあれば、自動的にその縮尺をかけたシンボル図形が挿入されます。

 シンボル記号を標準の大きさ以外で挿入するときはアイコンを指示するのでなく、AutoCAD LTINSERT コマンドを使う必要があります。

 また、自動的に作成される「SUNPO」画層に置かれます。

 

  通芯符号を記入

 

        断面記号を記入

 

    勾配記号を記入

 

     デザインセンターで鋼材のdwgファイルを開く

 

 溶接記号を記入

[コマンド] $i=weld $i=*

[定義ファイル名] weld.slb

 

ADDLT_MAIN2 ツールバー

 

 移動して、同時に回転

[コマンド] MOVErotate

 

 複写して、同時に回転

[コマンド] COPYrotate

 

 鏡像複写(元の図形を残す)

[コマンド] MIRROR n

 

 鏡像複写(元の図形を残さない)

[コマンド] MIRROR y

 

 鏡像複写して移動(元の図形を残す)

[コマンド] MIRROR+MOVE

 

 矩形配列複写(外周のみ)

[コマンド] ARRAY

[解説]

 外周のみに矩形配列複写します。ただし、垂直数・水平数共に3個以下では作図できません。

 

 オフセットと同時に現画層に移動

 

 現画層にオフセットして削除

 

 オブジェクトの角度修正

[コマンド] ROTATE R

 

 クリックした点で削除

[コマンド] BREAK

 

 線分をクリックした点で分割

 

 線分をクリックした2点間で削除

 

 仮想線でオブジェクトをトリム

[コマンド] trim

 

 仮想線までオブジェクトを延長

[コマンド] EXTEND

 

 連続して半径0でフィレット

[コマンド] _fillet R 0 _fillet

 

 ポリラインにフィレット

 

 閉じた領域の面積を引出線記入、スタイルは引出線にならう

 

 ポリラインの長さを引出線記入、スタイルは引出線にならう

 

 線分の長さ記入

 

 距離記入

 

 基準座標・カーソルを2点で傾ける

[解説]

 例えば3寸勾配の基準線を設定するには、任意の点を指示し2点目を@10,3 のように相対座標指示してください。

 

 基準座標・カーソルを傾けない

 

 基準座標・カーソルを角度指定で傾ける

 

 基準座標・カーソルをオブジェクト選択で傾ける

 

 UCS Managerコントロールを表示

 

 ビューポートスケールコントロールを表示

 

 名前の付いたビューコントロールを表示

 

ADDLT_LAYER ツールバー

 

 現在層を「指示した図形の画層」に移動

[コマンド] ai_molc

 

 「指示した図形」を現在層に移動

 

 「指示した図形の画層」以外をOFF

 

 「指示した図形の画層」をOFF

 

 「指示した図形の画層」をロック

 

 「指示した図形の画層」をロック解除

 

 全画層をロック解除

[コマンド] layer unlock *;;

 

 「指示した図形の画層」をすべてのタブでフリーズ

 

 「指示した図形の画層」を現在のビューポートでフリーズ

[コマンド]vplayerF;

 

 「指示した図形の画層」をすべてのビューポートでフリーズ

[コマンド]vplayerF;

 

 全画層をフリーズ解除

[コマンド] layer THAW ;;

 

 現在層以外を非表示

[コマンド] layer OFF *;N;;

 

 全画層を表示

[コマンド] layer ON *;;

 

ADDLT_LAYERS ツールバー

 

このツールバーにはクリックするだけで現在層を切り替えられるようになっています。色毎にグループ化してあります。お使いの環境に合わせてadd_LT.mnuファイルを編集してください。

画層の設定

画層名

線種

0               

      7 (white)  

CONTINUOUS

1C1             

    254           

CONTINUOUS

1C2             

    254          

CONTINUOUS

2C1             

    144          

CONTINUOUS

2C2             

    144          

CONTINUOUS

2H1             

    144          

HIDDEN

2H2             

    144          

HIDDEN2

2P1             

    144          

PHANTOM

3C1             

      7 (white)  

CONTINUOUS

3C2             

      7 (white)  

CONTINUOUS

3C3             

      7 (white)  

CONTINUOUS

4H1              

      6 (magenta)

HIDDEN

4H2             

      6 (magenta)

HIDDEN2

5C1             

     55          

CONTINUOUS

5C2             

     55          

CONTINUOUS

8C1             

     92          

CONTINUOUS

DEFPOINTS       

      7 (white)  

CONTINUOUS

HOJO            

      5 (blue)   

CONTINUOUS

KIJUN           

      1 (red)    

CENTER

MOJI            

      7 (white)  

CONTINUOUS

SUNPO           

    144          

CONTINUOUS

SUNPO_M         

    144          

CONTINUOUS

 現在画層を「SUNPO」に変更

[コマンド] '-LAYER M SUNPO;;

 

* 現在画層を「SUNPO_M」に変更

[コマンド] '-LAYER M SUNPO_M;;

[解説]

 「SUNPO_M」画層は、「モデル」タブ専用の画層です。

SUNPO_M」画層で作図された図形は、「add.dwt」の「レイアウト1」タブのビューポートには表示されません。

 

キーボード割当て

 add_LT.mnuファイルの最後で、ファンクションキーにAutoCAD LT2006コマンドを割り当てています。変更するときは、エディタなどで書き換えてください。

ファンクションキーへの割り当て

["F4"]_endp,_int                端点・交点

["F5"]_per                           垂線

[SHIFT+"F2"]_mid               中点

[SHIFT+"F3"]_qua              4分円

[SHIFT+"F4"]_ins               挿入点

[SHIFT+"F5"]_tan              接点

[SHIFT+"F6"]_node          

[SHIFT+"F7"]_cen              中心

[SHIFT+"F8"]_appint        仮想交点

[SHIFT+"F9"]_m2p              2点間の中点

[SHIFT+"F10"]_near          近接点

[SHIFT+"F11"]'_-layer;off;*;n;;     全画層オフ

[SHIFT+"F12"]'_-layer;on;*;;          全画層オン

[CONTROL+"PAGEUP"]'_zoom;2x                                              ズームイン

[CONTROL+"PAGEDOWN"]'_zoom;0.5x                                      ズームアウト

[CONTROL+"Up"   ]$M='_-PAN;0,0;0,$(/,$(getvar,VIEWSIZE),-3);

上へ画面移動

[CONTROL+"Down" ]$M='_-PAN;0,0;0,$(/,$(getvar,VIEWSIZE),3);

                                                                                                     下へ画面移動

[CONTROL+"Right"]$M='_-PAN;0,0;$(/,$(getvar,VIEWSIZE),-2.2),0;      

右へ画面移動

[CONTROL+"Left" ]$M='_-PAN;0,0;$(/,$(getvar,VIEWSIZE),2.2),0;       

左へ画面移動